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活動レポート

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ライフスタイル変革~制約の中に新しい価値を見つけ出す~

                講座は魅力的なスライドを駆使。雨の中、参加者多数でした。

 

開催日時:令和8年3月20日(金) 10:00~12:00 

開催場所:環境活動推進センター3階 講座室

講  師:東京都市大学環境学部   教授 古川  柳蔵 氏 

参加人数:23人 

 

先生の「ライフスタイル変革」に関する研究は、「過去から学ぶ」、「将来の視点から学ぶ」、「自然界から学ぶ」という三つの視点が中心になっているそうです。今日は前の二つを中心にお話を頂きました。
画像が小さくて充分にお見せできないのが残念ですが、カラフルで魅力的なビジュアルのスライドを駆使し、抽象的なテーマを身近に説明頂きました。気候変動や温暖化といった広範な話題から始まり、テーマは「暮らし方」に移りました。
雨にもかかわらず多数の参加者が集まりました。(広報委員:J.M)


>※当日のチラシはこちら

戦前の暮らし方に学ぶ(過去から学ぶ)

90歳ヒアリング〔©2026古川〕

過去の知恵から持続可能なライフスタイルを追求、手段は、「90歳からのヒアリング」です。お元気な90歳から2時間程度お話を傾聴、それを分析・整理して「44の失われつつある価値」としてまとめました。懐古趣味に陥ることなく、制約の中で楽しみを見出し、「持続可能なライフスタイル」を模索します。

 

戦前の暮らし方を現代に紹介

戦前の暮らし方・・「ことば」と「もよう」〔©2026古川〕

「もの」の価値以外にも日本文化特有の「暮らし方」の価値を分かりやすい形で発信します。懐かしいけれど新鮮な「大和言葉」と模様(デザイン)を数多く見せて頂き、抽象的になりがちな「暮らし方」の普遍的な価値を「心」で感じたように思いました。

未来の視点から学ぶ・バックキャスト

豊かさを高めるためのバックキャスト思考のステップ〔©2026古川〕

バックキャストとは、現在の延長線上の未来ではなく、将来の「あるべき姿」を明確に想定し、そこから「今何をなすべきか」を決定する思考法です。
未来の環境制約を意識し、制約を受け入れた中で豊かさを考え、その未来から逆算して現在の選択に生かします。

働きかけの手法:明日をカジュアルに考える

郷土料理動画を用いた価値観の伝搬と行動変容〔©2026古川〕

理想に近づくための階段を作る取り組みが「アスカジ」(未来=明日をもっとカジュアルに考える)です。若い世代に届けるため、YouTube など動画を用いて郷土料理について発信しています。

多様な人に届くように

「暮らし方の綾」〔©2026古川〕

ライフスタイルの変革は人々に強制できるものではなく、具体的な行動変容を促すためには、関心層によって異なるアプローチ、ビジネスの醸成の観点からの企業との連携、自治体や国との連携などの手法も駆使します。
でも、先生の提示された「暮らし方の綾」(海外でも評価された作品)は、単純に美しいと思いました。