活動レポート
「講座 ・観察会・見学会」活動レポート 実施の様子一覧
江戸川水郷エコツアー

平成24年6月12日(火)
場所: 水元公園とその周辺
講師:<杉並ネイチャー7>
後藤千恵子氏・黒住清美氏・淀川正進氏
行程:金町駅(集合)→大場川バス停→さくら広場
→閘門橋(こうもんばし)→ 野鳥観察舎→メタセコイヤの森
→ポプラ並木→水元小合溜(みずもとこあいだめ)→水元大橋
→花しょうぶ園→松浦の鐘・さくら堤→南蔵院(しばられ地蔵)
→しばられ地蔵バス停→金町駅
毎回大変好評いただいているエコツアーです。
今回も杉並ネイチャー7の皆様の企画協力をいただき実施しました。
閘門橋

明治43年、古利根川(現 中川)の小合川(現 大場川・小合溜)への逆流防止と水田灌漑用水確保、岩槻街道の道として 閘門と橋が作られました。
東京に現存する唯一のレンガ作りアーチ橋です。
アーチに設けられた堰柱に角落しを差し込み洪水の流入を防ぎました。
小合溜の風景-ポプラ並木

水元公園は、昭和50年までは都立江戸川水郷自然公園と呼ばれ、都区内唯一の水郷の景観を残しています。
都区内最大の広さに、水辺に強い樹木が生育し、立派なポプラ並木やメタセコイヤの森となっています。
壮観なポプラ並木には、「ここはどこの国?」との感想も聞かれました。
小合溜の風景-水性植物

小合溜の成り立ちは、大場川同様に流路変更により残った中小河川や沼沢地のひとつです。
関東平野の治水工事は、奈良時代から行われていました。
徳川幕府は、利根川と渡良瀬川の河口を東京湾から銚子方向へ流路変更し、
江戸市中の洪水対策、新田開発、水運交通整備をめざしました。
小合溜の水辺にはオニバス、アサザ、コウホネ、ミズバショウなどの貴重な水生植物も観察できます。
メタセコイヤの森

造林後50年近く、メタセコイヤは静かで奥深い森となりました。
約1900本のメタセコイヤの森はテーブルとベンチが用意されています。
下草も程よく緑に、樹林が高く真っ直ぐに伸びている様子は見事です。
晩秋のレンガ色に色づく頃もお奨めとのことです。
史跡 しばられ地蔵

しばられ地蔵には、南町奉行大岡越前の裁きの話が伝わっています。
寺の門前の窃盗事件を黙って見ていた罰として、お地蔵さんを縛り上げ、江戸市中を引き回したそうです。大岡の計略により、お地蔵さんのお裁きを見ようとする野次馬を集め、結局、窃盗団を一網打尽に捕らえたとの話です。
以来、あらゆる願い事をかなえてくれる「しばられ地蔵」と呼ばれています。願をかける人はお地蔵さんを縄で縛り、成就したら縄をほどきます。なかなか願いが叶わないのでしょうか、お地蔵さんはぐるぐる巻きに縛られています。隣には厄除け、商売繁盛に霊験あらたかとの六角形の聖徳太子堂があります。
(広報委員 大西 記)


