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子どもECO工作講座2023 その2

今年も開催しました。 子どもECO工作講座2023 。
「エコ」が切り口です。内容により、対象年齢や保護者同伴が条件となります。中学生の参加可能の1講座を除き、小学生対象で10講座を開催しました。
夏休みの自由課題として、張りきっての参加も多かったようです。どの講座も、子どもたちの声が楽しそうでした。

(屋内講座はすべて環境活動推進センター3階 講座室にて開催)

「子どもECO工作講座2023 その1」はこちら

 

※屋外講座「7月29日(土)セミの羽化を観察しよう」 「8月17日(木)夏の昆虫観察会」こちらも是非、ご覧ください。

作ってみよう、円盤飛ばし機

※円盤飛ばし機

開催日時:7月30日(日)13:30~15:30

対  象:小学生

参加人数:10名

 

廃材(ラップの芯やボトルのフタ等)を使って手作り紙円盤を作りました。中心の竹棒に2本の糸を括り付ける作業がとても難しく、その難関を超え、最後に手作り円盤が天井までとどく爽快さを親子で共有した講座でした。(事務局)

(アンケートより)「円盤の違い、形の違いで飛び方が違うことに驚いた。」「円盤機の内部の仕組みがおもしろいと思った。」「円ばんを飛ばすところ、ヒモを引っぱり出すところが楽しかった。」「ゴムを使わなくても大きな力が生まれるところが面白い」「むずかしかったけど、完成品で遊ぶととても楽しかった。」「たのしかったです、またつくりたいです。」

夏休み親子で石けん作り体験

※一生懸命シェイクしました

開催日時:8月4日(金)10:30~12:00

対  象:小学3年生~6年生とその保護者

参加人数:9組

 

廃油を使って石けん作りを体験しました。小学生やその保護者たち皆でボトルを振り出し、発熱した際に目を合わせ、おどろきを見せていました。(事務局)

(アンケートより)「油と水なのにどうしてまざるのか、まぜると熱くなるのがふしぎ。」「ふるいあぶらから石けんができることに驚いた」「まぜるのにペットボトルをふるのがたいへんだったけれど、楽しかったです。」「はやくせっけんができてほしいです。」「いろんな色のせっけんを作りたい。」

ペットボトルと風船で作る空気砲ロケット

※手作りロケットの完成

開催日時:8月5日(土)10:00~12:00

講  師:NPO法人子ども理科教育振興会 土田 三盛 氏

対  象:5歳~小学6年生

参加人数:10組

 

使い終わったペットボトルを使って空気で飛ばすロケットを作成し、最後にみんなで飛ばしあいをしました。ロケットに羽を付けないで飛ばすと空中で暴れてしまい、そこに小さな羽三枚を付けただけで狙いの方向に飛ぶロケットに、参加者は小さな感動を覚えたようです。(事務局)

(アンケートより)「どうして飛ばせるのか仕組みに驚いた。」「自分で手作りしたロケットをとばせるという喜びが凄かった。」「すごいスピードとひきょりだ!」「かんたんな手順を繰り返すだけで、ロケットを飛ばせたことが、とても感動したようでした。」「ちょっとむずかしかったがとっても楽しかった。かんせいしてすぐあそべてたのしめた。」「風船を使うことに驚きました。」

太陽の力はすごい!ソーラーミニカーをつくろう!

※制作の様子

開催日時:8月6日(日)10:00~11:30

講  師:杉並・地域エネルギー協議会 代表 市橋 綾子 氏

対  象:小学生

参加人数:10名

 

冒頭の15分ほど、地球温暖化とその影響、対策のひとつとしての再生可能エネルギーについての説明がありました。
その後各参加者にソーラーミニカーの工作キットが配られ、いよいよ作業開始。初めて小さなドライバーでネジを締める経験をした小学生も多く、組み立てに苦労していたようでしたが、無事全員完成しました。
プロジェクターの光に当てて、車輪が回るか試した後に、全員作品を持って屋上に上がり、太陽光の下で走行実験をしました。参加の皆さんから「たいようの光でうごかすこと」や「タイヤがまわったこと」が楽しく、また「しぜんエネルギーとなかよくして、CO2 をへらしたいです」との感想をいただきました。(取材:広報委員 M.K)

子ども海の環境工作教室~貝で作るペンダント~

※制作の様子

開催日時:8月13日(日)10:00~12:00

講  師:NPO日本渚の美術協会 市川 真澄 氏

対  象:小学生~中学生

参加人数:15組

 

毎回人気の講座で、今回は70名の参加希望が寄せられました。初めにサンゴの保護活動のビデオを見て、海のレジャーで注意するべきことやプラスチックゴミの問題を学びました。その後、海辺で見かける角が丸くなったガラス片や貝殻に、ビーズや玉などを針金で留め付ける作業開始。各々形も色も違う、素敵なペンダントトップが出来上がりました。
アンケートには、「海の色々なものが使えることがわかった」、「針金の巻き方が難しかったが、楽しかった」、「またやりたい」などの回答をいただきました。
綺麗な貝殻やガラスを拾いに、また海岸に行きたくなる講座でした。(取材:広報委員 M.K)