NPO法人すぎなみ環境ネットワーク

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活動レポート

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さあ!東京の里山へ ~檜原村を訪ね昔の循環型社会から今の生活を考える~(全2回講座・1回目)

開催日時:令和3年12月3日(金) 午後6時30分~8時

開催場所:環境活動推進センター3F 講座室

講  師:特定非営利活動法人さとやま学校・東京 代表 川上 玲子 氏

参加人数:11名

 

大量生産・大量消費の経済活動の繰り返しにより、発生する膨大な温室効果ガスやプラゴミなどの廃棄物は、私たちの生存環境を脅かすに至っています。しかし、私たちの社会にも、かつては自然との共生の中で生きる生活形態がありました。東京都心から西へ約75キロメートルに位置する檜原村。今回はその檜原村でも最も西に奥まった藤倉地区を訪ねます。藤倉地区では、長い間、周辺の自然資源を活用した自給自足に近い暮らしが営まれてきました。初めて電気が通じたのは1960年ごろのことでした。現地に赴き、里山の地産地消の暮らしを学ぶにあたり、第1回目は川上さんをお招きして、檜原村の歴史や地勢についてお話いただきました。(普及啓発委員S.K)

 

※2回目の活動レポートはこちら


>※当日のチラシはこちら

里山講座スタート

夕方6時半に参加者11名が環境活動推進センター会議室に参集し、講座が始まりました。檜原村の面積は約105㎢、その93%が山林です。村の広さは杉並区の3倍ですが、人口は約2200人(2019年現在)。人口減少が進んでいます。

檜原村の現在

かつては林業、薪炭業、養蚕、農業などが産業の中心でした。江戸時代には、薪炭の生産によるエネルギー供給基地として、重要な役割を担っていました。近年はこれらの産業に従事する人も激減し、人口も最盛期の三分の一となっています。過疎化は、耕作放棄地の増加、生活文化(味噌づくり等)の衰退、在来作物の種子の消滅、害獣の増加、里山景観の荒廃など、様々な問題を引き起こしています。

山里の暮らし~藤倉地区~

檜原村でも最も奥深い、北秋川の最上流に位置する藤倉地区。そこでは、豊かな自然と、山の恵みを生かした里山の暮らしが続けられてきました。講師の川上さんは、このような山里で自然と共生できる条件として、「1.生物多様性の維持 2.自然に関する深い知識 3.注意深い生活態度(火の取扱い等) 4.自力で行うスキル・技 5.強靭な身体能力 6.地域の共同力、助け合いがあること」を指摘されました。

小林家住宅

藤倉地区に残された山岳民家として、昭和53年に国の重要文化財に指定されている小林家住宅についてもご紹介がありました。標高750メートルの尾根筋に江戸中期に建てられたこの住宅、山岳地域の生活の様子が偲ばれます。現地見学で訪れるのが楽しみです。

メンバーの自己紹介タイム

参加者全員が二つのグループに分かれて、まずグループ内で各々が簡単に自己紹介をしました。今回の参加者は、小学生、大学生から中高年層まで、世代も様々。ご家族での参加もありました。講座に参加しようと思ったきっかけ、檜原村で見たいもの、楽しみにしていること等々。そのあと、各グループの代表が自分たちのグループメンバー全員分をまとめて紹介しました。楽しい言葉のキャッチボールの中で、和やかな雰囲気のうちに第1回目の講座が無事終了しました。