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ニホンミツバチの飼い方~入門講座

開催日:平成28年9月4日(日)14時~16時
場 所:あんさんぶる荻窪 4階
講 師:養蜂家・東京日本みつばちの会理事
 遠藤 正明(えんどうまさあき)氏


都会でミツバチを飼う

今回のかんきょう講座は、杉並を拠点に活動をしている環境団体、一般社団法人養蜂文化情報ネットワークの皆様のご協力により開催しました。

近年、都会でミツバチを飼う活動が注目されていますが、本当に都会でもミツバチを飼うことができるのでしょうか?そんな素朴な疑問から、実際に飼うときに必要な道具類やミツバチの特性などについて、実際の養蜂の様子などを交えてお話していただきました。

養蜂の楽しみのひとつは、はちみつを採取すること。はちみつを集めてくるミツバチには、セイヨウミツバチとニホンミツバチがいますが、はちみつの採取を目的に家畜として飼われているのがセイヨウミツバチ。
それに対してニホンミツバチは野生種です。性質もおだやかで、めったなことでは攻撃もしてこないそうです。その代わりに集めてくる蜜の量もセイヨウミツバチに比べると少ないので、気長にのんびりとつきあう心の余裕も必要とか。

巣箱の種類

巣箱の種類。分蜂の時期に新しい巣を求めるニホンミツバチの群が一番好むのは、天然木をくりぬいた丸太。
しかし、飼育するときには、箱型の巣箱の方が採蜜作業をらくにできるそうです。

最後に

質疑応答では、飼育道具やミツバチの入手方法に関する質問はもちろん、実際に養蜂をしている方からは、飼育方法について具体的なアドバイスを求める質問がありました。
はちみつについての質問もあり、現在、流通しているハチミツの中で国産はちみつは6%ほどであること、自家採取したはちみつの特性などについてもお話がありました。


遠藤正明さんのブログ

遠藤養蜂園 ミツバチおじさんの養蜂日記 http://ameblo.jp/endoyohoen